宮崎県日南市では、25日、南海トラフ巨大地震を想定した訓練が行われ、市の幹部職員らが、災害対策本部を運営する手順などを確認しました。

日南市役所では、コロナ禍で2020年から災害対策本部の運営を実践する訓練ができず、その間には庁舎も建て替えられました。

4年ぶりとなった25日の訓練には、市の部長や課長など、約50人の管理職が参加。

南海トラフ巨大地震が発生し県内に大津波警報が発表されたとの想定で行われ、新しい庁舎に設けられた災害対策本部の運営手順などを確認しました。

(日南市危機管理室・梶渡良也室長)「大規模災害があった場合、対応がスムーズにいくそういったところを確認しながら再度自分たちの役割を意識してもらいながら本番の対策に繋げると」

市では、こうした訓練を定期的に行い、災害対応力の強化につなげたいとしています。