酒と旅をこよなく愛した宮崎を代表する歌人、若山牧水の生誕祭が、24日、延岡市でありました。

今年で生誕138年となる歌人、若山牧水は、日向市東郷町出身で、11歳から18歳までを延岡で過ごしました。

延岡市で開かれた24日の生誕祭では、まず、市内の認定子ども園の園児らが、牧水の短歌をうたいました。

このあと、参加者たちは、牧水の銅像に酒を捧げ、偉業をしのびました。

(若山牧水延岡顕彰会 飯干喬啓会長)
「うちの町の牧水、延岡の牧水という感じに、みんながなっていったらいいかなというふうに思います」

若山牧水は、生涯でおよそ9000首の歌を詠んだとされ、全国におよそ300基の歌碑が残されています。