■第19回世界陸上競技選手権大会 第7日(日本時間26日、ハンガリー・ブダペスト)
今大会100mを制したアメリカのN.ライルズ(26、アメリカ)が19秒52で金メダル。ドーハ大会、オレゴン大会に続き3連覇を達成した。
選手紹介ではスタジアムに入って来た瞬間に叫び声を上げたライルズ。6レーンで好スタートを切るとコーナーの出口でトップに立ち、直線ではスピードに乗った走りで後続を突き放した。圧倒的な走りを見せ19秒51で3連覇を達成。2015年北京大会のウサイン・ボルト(ジャマイカ)以来の100m、200mの2冠を達成した。
レース後は「全ては自分がレースを支配して勝ち切った。この世界陸上というのは自分にとって特別なもの。ボルトの後に自分だけが100mと200mを制覇できたことっていうのは特別なことだ」と語った。
次の目標を問われると「次の目標はもちろん4×100mリレーだ。日本を抑えて自分たちが勝つ。そして、3つ目の金メダルをとることが自分の最大の目標だ」と日本に勝って3冠を獲ると誓った。
【男子200m決勝】
金メダル N.ライルズ(アメリカ)19秒52
銀メダル E.ナイトン(アメリカ)19秒75
銅メダル L.テボゴ(ボツワナ)19秒81