去年、ウクライナから宮崎市に避難した男性が祖国を題材に描いた絵画を宮崎県に寄贈しました。

絵画を寄贈したのは、去年4月、宮崎市に住む娘を頼ってウクライナから避難してきた画家、シヴィデンコ・ヴィクトルさん(72歳)です。

祖国を題材にして絵を描き続けているヴィクトルさんは妻のヴィーラさん、娘のヴィクトリアさんと、23日、河野知事を訪れ、アクリル画、「フリーダムの願い」を寄贈しました。

「フリーダムの願い」はウクライナの民族衣装を身にまとい、青空の下、麦畑の前で手を広げている女性が描かれています。

(シヴィデンコ・ヴィクトルさん)
「平和は一番望んでいることで、ウクライナの戦争、早く終わってほしい。いい意味で、これからの明るい未来の意味を込めて描いた」

寄贈された絵画は、今月29日から県立図書館で展示されることになっています。