■第19回世界陸上競技選手権大会 第6日(日本時間25日、ハンガリー・ブダペスト)
男子5000m予選でアジア選手権覇者の遠藤日向(25、住友電工)が2組に出場し、13分50秒49で組17着。日本選手権優勝の塩尻和也(26、富士通)は1組を走り、13分51秒00で組18着で予選敗退。各組8着以内が進む決勝進出はならなかった。
ともにスローペースで進んだレース。2大会連続出場の遠藤は、スタートから前方で落ち着いた走りを見せた。中盤エチオピア勢が前に出ると選手同士がぶつかり合う密集状態。さらに終盤、集団のペースが上がると、遠藤はついていくことができず後退し、13分50秒49で17着。初出場の塩尻は序盤、集団の後方に位置を取り様子を伺ったが、後半の切り替えについて行けず13分51秒00で18着。ともに予選敗退となった。
1組には前回王者のJ.インゲブリクセン(22、ノルウェー)が出場。終盤まで最後尾に位置を取り、スパートのタイミングを伺う。ラスト1周で一気に加速し、今季自己最高の13分36秒21の3着で順当に決勝進出を決めた。
決勝は最終日の日本時間28日に行われる。