連帯責任で“活動停止処分” 学生の可能性・機会の損失にも

ホラン千秋キャスター:
供述の中から様々なことがわかってきているわけなんですけれども、運動部の寮ならではの風土や習慣、環境から何かお感じになることはありますでしょうか。

元競泳日本代表 松田丈志さん:
僕も日大アメフト部の寮というものは見たことないですけれども、様々な運動部の寮を見たことはあります。大部屋だったり、4人部屋や5人部屋、二段ベッドが二つ置いてあるという環境だと思うんですよね。

供述にもあったように「自分だけじゃなかった」という中では、やはり複数人が同時に使用していたという可能性はあるんじゃないかというふうに思います。
ある意味、寮というのは閉ざされた環境になるので、例えば先輩が後輩にすすめたりという、薬物を使う温床になっていた可能性は、もしかしたらあるかもしれないというふうに思っています。だからこそ警察も今捜査に入ってるんじゃないかと思います。

ただやはり今回の件で僕が思うのは、当然やった人もいるかもしれないし、やってない人もいると思うんですよ。法的に裁かれるべきで、法的に何もやってない人も連帯責任でやはり試合ができなくなるという状態は元アスリートとしても、学生の可能性、機会を損失しているという意味では非常に残念に思いますけどね。

ホランキャスター:
その部分が今まさにどう考えるべきなのかというところですよね。