大阪市「負担の公平性から納付を求める」「納付期間は一律みなさん一緒」

 大阪市の対応に納得のいかない湯川さん。8月7日、直談判するため市役所を訪れました。しかし、直接、大阪市に訴えても話は平行線のままでした。

 (湯川さん)「我々(大阪市)はミスをしたけれども、『利用者に全額負担してもらいたい』という。がっかりです」
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 納得できない市民がいる中で何か策はないのか…。取材班は大阪市の担当者を直撃しました。

 (大阪市福祉局 福原範彦障がい支援課長)「今回誤ってしまった方以外のサービスをご利用されている方々との負担の公平性がありますことから、納付をお願いするという判断をしているところでございます。なかなかご納得いただけるようなケースではないというのは重々承知をしております」

 市はすべてのサービス利用者の公平性を保つためとしました。その上で、次のように話します。

 (大阪市福祉局 福原範彦障がい支援課長)「(Q支払い額が大きくても納付期間は変えない?)はい、それはないです。一律みなさん一緒にさせていただいています。金額の大小はそこには影響ないかなと思っています」