男子110mハードル決勝、13秒19で5着と世界陸上・五輪を通じて日本勢初の入賞を果たした泉谷駿介(23、住友電工)。レース後のインタビューではこの経験を糧に初の「メダル」獲得への意欲を新たにした。

レース直後インタビュー

Q.5位という結果、決勝の舞台はどのように感じた?
泉谷駿介:

あまり、緊張をしていなくて、結構、雰囲気的に楽しめた。5位という結果は少し悔しいですが、いい経験にはなったと思います。

Q.準決勝は一着で決勝進出を決めた…
泉谷:

そうですね。(決勝進出は)よかったのですが、少し浮きすぎてしまっている修正点があったので、決勝でそこを直せればよかったと思います。

Q.決勝までの1時間半の間はどのような事を考えていたか?
泉谷:

「決勝いったか」みたいな感じで実感がどんどん、湧いてきている感じです。

Q.決勝のレース展開については?
泉谷:

とてもいい中でレースを走れたのでこれがいい経験になって、また、来年に活かせれば、いいなと思います。

Q.スタートはよかった?
泉谷:

スタートした瞬間に両足がつってしまって、結構あせって、しかも腰の(ナンバー)カードが手に付いちゃって、いろいろ散々だったが、まぁ、その中でも気合で走りました。

Q.今後に向けては?
泉谷:

まずは(レース)3本、しっかり走れる体力をつけていこうと思っています。また、来年のパリオリンピックへ向けて、練習を積んでいって、メダルを目指して、頑張りたいと思います。

Q.メダル獲得も近づいている?
泉谷:

はい、身に染みて…はい

男子110mH日本勢初5位入賞 泉谷駿介(23、住友電工)

レース後インタビュー

Q.改めて、振り返ってみて…
泉谷:

とても雰囲気が良くて、楽しい中、レースが出来たので嬉しいです。

Q.決勝の舞台はどうだったか?
泉谷:

あまり緊張とかはしていなくて、いつも通りの感じでいけたのですけど、準決勝のあたりで、結構、足が疲れて来ていた。決勝ではスタートからちょっと足をつってしまい、もう三歩も走る体力がなかったので、今後そこはしっかりと体力つけようと思ってます。

Q.日本選手で初めての決勝で5位という結果は?
泉谷:

そうですね、欲を言えばもうちょっと(上の)順位が欲しかったのですけど、初めてで良い経験になったとは思います。

Q.レース後の表情では笑顔もあったが…
泉谷:

とても楽しかったですね。満足する結果とは言えないですが、とても楽しい中、レースが出来て満足しています。

Q.応援しくてれた方には、何を伝えたい?
泉谷:

本当にたくさんの周りの人に支えられてここまで来られたので、とても感謝しています。

Q.前日のサニブラウン アブデルハキーム(24、東レ)の男子100m決勝は、刺激を受けた?
泉谷:

はい、そうですね。やっぱり本番に合わせる力はとてもすごいなと思って刺激を受けました。

Q.自分もやってやろうみたいな気持ちに?
泉谷:

結構、レースが始まるまでは不安だったが、実際、スタートしてみたら良かったです。