選択的夫婦別姓の法制化などを目指す団体の設立会見がきのう、東京都内で行われました。
設立会見を行ったのは「一般社団法人あすには」で、「誰もが息苦しさを感じずに自分らしく暮らせるジェンダー平等社会の実現」などを目的に設立されました。
会見で、代表理事らが設立への思いを語りました。
一般社団法人「あすには」 井田奈穂代表理事
「自分の改姓して非常に苦しかった思いを子ども世代には絶対受け継ぎたくないと考えていたんですね。これから結婚する人たちが幸せに家族をつくれる国にするためには、可視化をして、何がボトルネックをしっかり把握したうえで、国民の生活に寄り添った制度設計をしてもらえるようにと考えている」
一般社団法人「あすには」 青野慶久理事
「経営者は基本的に賛成する。それでもなかなか政治家が動かない。諦めずに、一歩一歩、外堀を埋めていくことで、もうゴールが近いと信じて最後まで頑張りたい」
設立には、与野党の国会議員や東京都の小池百合子知事らもメッセージを寄せました。
「あすには」は、勉強会や意識調査などに取り組み、2025年度までに選択的夫婦別姓の法制化を目指すとしています。
注目の記事
【 山本由伸投手 】中学時代のチームの後輩は「並レベルの選手に見えていた、本当にあの人?(笑)」出身の東岡山ボーイズの選手たちは「山本選手みたいに世界を代表するピッチャーになりたい」【ワールドシリーズMVP】

強度行動障害のある28歳息子と初めて離れて暮らす決断 「自分たちが世話が出来なくなる前に」両親はパニックに対応できる施設を6年間探す...届いた「受け入れ可能」のメール

“ニセ警察官”から記者に詐欺電話「保険が不正使用されている」“だまされたふり”続けるとオンラインで事情聴取も… 詐欺手口の全貌

爆買いした戦闘機、その後どうなった? 膨張する“防衛費”国民生活への影響は【報道特集】

思春期中学生の10人に1人 朝起きられないのは「怠け」ではない~中高生に増える起立性調節障害~「当事者親子の声」

「骨が折れやすい難病」9歳の少年 YouTubeで出会った“憧れの先輩” 骨が折れても――始まった挑戦と、亡き母の思い









