釜石への旅の目的は、国を隔てた人々が憎しみの先に築き上げた平和の尊さを子どもたちに伝えることでした。

<息子 エリオット・リンダイヤさん(20)>
「この場にはもう何もないけれど、ここに曽祖父が確かにいた。私たち若い世代も時々立ち止まって、曽祖父の世代がどんなことを経験したのか考えてみることは大切だ」
<娘 ロザリンデ・リンダイヤさん(15)>
「曽祖父の日記は知っていたけど詳しく読んだことはなかったし、多くは知らなかった。釜石に来て実際に曽祖父がどんな経験をしたのかすごく理解できた」


リンダイヤ家のファミリーヒストリーに刻まれた戦争と平和。平和への願いは次の世代へと伝えられていきます。