シリーズでお伝えしている「つなぐつながるあの日から15年」。
5回目は犠牲者を弔う踊りを通して震災の記憶を伝承する岩手県大船渡市の郷土芸能団体です。

海に向かって鎮魂の祈りをささげるのは、大船渡市三陸町越喜来の浦浜地区に伝わる「浦浜念仏剣舞(うらはまねんぶつけんばい)」です。
東日本大震災が発生した翌年から、毎年3月11日を前に犠牲となった人の供養を続けています。

浦浜念仏剣舞は江戸時代中ごろから伝承される郷土芸能で、2006年に県の民俗文化財に指定。
踊り手は扇子や刀を手に輪になって舞い、ひとりひとりが亡くなった人の魂を表現。
踊りの中では焼香が行われ、念仏によって亡くなった人の魂が成仏する様子を表しているといわれています。