最高齢の男性は夫婦で参加

そして…試合会場に到着したのは最高齢の選手。

(田口宏さん)
「満で95になるところや」

今月26日に95歳になる田口宏さんです。

89歳の妻・美江子さんも参加しました。

まず打席に向かったのは美江子さん。杖をバットに持ち替え、バッターボックスに立ちます。

バットにボールは当たりませんでしたが…美江子さんの代走が1塁へ。

そして、バッターボックスには夫の宏さんです。

見事にボールをとらえました。結果は、ピッチャーへの内野安打でした!

(田口宏さん)
「当たらんと思ったら当たったな。最高です」

その後も試合は続き…午後2時過ぎ。24時間の激闘がようやく終了しました。

では、「第5回24時間ソフトボール大会」。結果は!?

(細江健太郎さん)
「結果発表!門和佐387点、和川421点で和川チームの優勝です」

ことしは和川チームに軍配が上がりました。戦ったイニングは109回、通算では和川チームが3勝。門和佐チームが1勝。引き分けが1回となりました。

今回も24時間、一睡もせず球審をつとめあげた細江さんは…

(細江健太郎さん)
「ホッとしている。今は達成したばかりなのでゆっくり休みたい」

人口およそ1000人の小さな町・下呂市上原区。今回は小学生から高齢者まで総勢383人が参加。4年に1度のビッグ祭典、24時間ソフトボール大会。もともと酒の席の若者たちの軽いノリでスタートしましたが、いまや地域に根差した大事な宝物です。