■第19回世界陸上競技選手権大会 第3日(日本時間22日、ハンガリー・ブダペスト)

男子400mハードルで2大会連続準決勝に進んだ黒川和樹(22、法政大)は48秒58で4着。自己ベストを更新する走りを見せたが、決勝進出条件(2着以内プラス3着以下はタイム上位2人)に入ることができず、初の決勝進出はならなかった。

選手紹介では観客に大きく手を振る余裕を見せた黒川。同組には前回大会の金メダリスト・A.ドス サントス(23、ブラジル)と銀メダリスト・R.ベンジャミン(26、アメリカ)がそろう厳しい組となった。前半は持ち味のスピードを活かして強豪たちに肩を並べたが後半、失速。自己ベスト(48秒68)を0秒10上回る48秒58で4着としたが準決勝敗退となった。

同種目で3個目の金メダルを狙うノルウェーのK.ワ―ホルム(27)は47秒09をマークし3組1着、全体トップで決勝進出。ワーホルムに続いてゴールしたジャマイカの19歳、R.クラークがU20の世界記録となる47秒34をマークし決勝へ進んだ。

決勝は日本時間24日の午前4時50分から行われる。