旅行の醍醐味の一つがご当地グルメ!
その土地の名物料理を食べるために旅行に行くという人も多いのではないでしょうか?
そんなご当地ソウルフードを扱ったお店が今熊本県内で大人気なんです。県内でも味わえるソウルフードのお店を取材しました。
野菜たっぷりでいくらでも食べられる浜松餃子
まずは今年4月に熊本市南区野田にオープンした『心地(ここち)』。
静岡県民のソウルフードの一つ、「浜松餃子」の専門店です。

浜松餃子 心地 新村誠さん「浜松餃子というのは(製造者が)3年以上浜松市に在住していて、浜松の材料で製造しているもの。キャベツがふんだんに入っているのが特徴になります」
『心地』では、材料はもちろん餃子を包む機械まで浜松から仕入れたものを使うこだわりです。

たっぷりのキャベツに、ニラではなくタマネギ。そしてショウガに豚肉などを皮に包み、円形に並べて焼くのが浜松餃子。
最後に茹でたもやしを乗せたら完成です。浜松市の老舗しょうゆ店と開発したラー油入りのタレでいただきます。

リポーター「おいしい!キャベツに火が通って甘くふんわりとした食感になっています。豚肉のコクとか風味を一緒にふわっと口の中で広げてくれます。一般の餃子は肉がメインのイメージがあるんですけど、野菜の風味がしっかりと活きている。これはもたれない餃子ですね」

新村さん「いくらでも食べられるのが浜松餃子の特徴です」
新村さんは出身地の浜松市で洋服店も営んでいて、その店に熊本出身の従業員が働いていた縁で、熊本地震のときは、浜松餃子を救援物資として届けました。

それをきっかけに、浜松のソウルフード「浜松餃子」を熊本の人に広めたいと思い店を始めました。
リポーター「(浜松餃子の)野菜がメインというのは珍しがられるんじゃないですか?」
新村さん「私も熊本の餃子食べているんですけど、当店の餃子は野菜が多いなというのは実感はしています」

リポーター「浜松といえば徳川家康が出世したところですから、これ食べて出世したい?と思いますね」