用水路の近くをゆく歩行者を分析…

一方で事故を防ぐための研究も進んでいます。

富山県立大学 星川圭介教授:「曲がり角を曲がっていく時に1メートルぐらい離れて歩いて居るんですけども曲がって行かれる時に10センチ20センチのところ水路に近づいてしまう」

用水路の安全対策を研究している県立大学の星川圭介教授は県と協力し危険な用水路にカメラを設置。用水路の近くを歩く歩行者の行動を分析し対策につなげようと考えています。

事故防止に向け見えてきたのは用水路沿いを歩く歩行者の曲がり方です。

富山県立大学 星川圭介教授:「とにかく曲がって入る角は危険性が高いので(農業用水路の)総延長は1万数千キロとあるわけですけど実際そんなにたくさん対策しなければいけないところろはあるわけじゃなくてピンポイントでここで事故が起きるってところをうまくやっていけば効果が大きいというか費用対効果は大きく出来ます。事故が起きるところを絞って対策を行っていくことで死亡事故は減らしていけると考えています」