夏に家庭の食卓に並ぶ定番の料理はありますか?
長野県の北に位置する北信地方では「やたら」と呼ばれる郷土料理が定番で、今、飯綱町では、この「やたら」で町内の飲食店が、“やたら”盛り上がっているそうなんです。


「やたら」とは一体どんな料理なのか?

北信地方の中でも「やたら」をや・た・ら・食べるという飯綱町で、山形県出身の記者が料理名だけを頼りに町民に聞き込み。

土屋記者:
「やたら」ってご存じですか?
町民:
「もちろん知っているよ」
「丸ナスにみょうがと(大根の)みそ漬け」
「ぐちゃぐちゃと(塩で)もまなきゃだめ。ただただ角切りにしただけでは美味しくない。やたらの秘訣はそれ!」

さらに、こちらのお母さんは・・・


町民:
「子どもの頃から食べていた」
土屋記者:
最近だといつ食べた?
町民:
「え、きょうも食べたんだけど」

夏は何度も作るという自家製の「やたら」を持ってきてくれました。

「やたら」の正体は、ナスやきゅうりにみょうが、ぼたんこしょう、大根のみそ漬けなどを刻んで混ぜたごはんのお供!

せっかくなので家庭の味をいただきます。

土屋記者:
「おいしい、みょうがの香りが効いていて、さっぱりしている」
「人生初やたら、お母さんの家のありがとうございました」

やたらの具材には各家庭で採れた夏野菜を使うのが一般的だそうです。