韓国軍は、北朝鮮の核・ミサイルの脅威を想定した大規模な米韓合同演習を今月21日から実施すると発表しました。

韓国軍によりますと、大規模合同軍事演習「乙支フリーダムシールド」を今月21日から31日まで行います。

北朝鮮の核・ミサイルを想定したシナリオに基づいた野外機動訓練のほか、サイバー攻撃を想定した政府機関の演習なども実施されるということです。また23日には、通行車両の統制や、住民の避難を実際に行う空襲訓練も予定されています。

一方、北朝鮮メディアは、金正恩総書記が11日から12日にかけて「戦術ミサイル生産工場」をはじめ、複数の軍需工場を現地指導したと報じました。ミサイル発射台付き車両の生産工場の視察では「多用途化の実現が優先的な問題だ」と述べ、高性能化の必要性を強調したということです。