お盆で多くの人がふるさとに帰省するのにあわせて、東日本大震災の教訓を伝えようという展示会が大槌町で開かれています。

町が企画したこの展示会の会場には、被災した当時の町の様子や大槌高校の復興研究会の生徒が記録した写真など、およそ120点が集められました。また多くの職員が津波の犠牲となった旧役場庁舎から取り外された時計や避難梯子などが初めて一般公開されています。会場では町が保管する津波で一度流出したおよそ5万枚の写真の返還会も同時に開催されていて、訪れた人がアルバムをめくったりパソコンを使ったりして思い出の写真がないか探していました。この展示会は15日まで町の文化交流センターで開かれています。