各地で猛暑日、日差しが強い日が続きますが、紫外線対策が必要なのは「肌」だけではありません。目にもしっかりとしたケアが必要で、長年紫外線対策を怠ると、白内障や、最悪の場合、失明するリスクもあると眼科医は警鐘を鳴らします。

鳥取県智頭町の智頭駅に入って来た列車。
運転士を見ると…サングラスをかけ運転しています。

運転士がかけているのは太陽の光から目を守る保護メガネです。智頭急行が10日から希望者への貸し出しを始めました。

智頭急行 運転課 長谷川建一さん
「運転士の眼精疲労の軽減、視認性の向上というのが試行期間を通して認められたので導入に至りました」

この保護メガネ、色覚に影響はないため信号も正しく判別できます。使用するのは運転時のみで、接客する時は外すということです。

運転士は
「光が目に入って来る量がだいぶ軽減されました。目の疲れが楽になってるなという実感があります」

運転士の健康、ひいては乗客への安全にもつながる注目の取り組みです。

こうした紫外線対策。肌だけでなく、目もしっかりとしたケアをしないと大変なことになると眼科医は指摘します。