関東在住の小学生ユーチューバーが、ある曲をエレクトーンで演奏している動画を配信したところ、なぜか大分県民から反響を呼び話題となっています。
ユーチューブに演奏動画を投稿したのは、関東在住でチャンネル登録者数15万人を超える小学4年生の「りっちゃん」です。彼女が演奏した曲は「ペルシャの市場にて」。

実はこの曲、大分市にあるデパート「トキハ本店」地下1階で午後4時から流れている定番の曲。店では夕方「五時の市」のテーマ曲として50年にわたり使われているため、大分県民にとっては、とても馴染み深い曲なんです。
動画が投稿されると「超懐かしい」「大分県民としてすごく嬉しい」「りっちゃん、大分県民なんですか?」など100件以上のコメントが寄せられています。
大分にゆかりのないと言う「りっちゃん」のお母さんは「びっくりしました本当に。単に持っている曲集の中に入っている曲だった。(コメントが)急に入って大分と思った」と話します。
一方、思いがけずネットで話題となったことについて、トキハ本店総合企画部の羽田野さやか係長は「率直にうれしいなと思います。トキハのファンの方がたくさんいらっしゃって、その方がさらにコメントもしていただけるというのは、すごく光栄なことかなと思います」
音楽が結んだ大分との不思議な縁。寄せられたコメントに2人は大きなパワーをもらったといいます。
(りっちゃんの母)
「(大分に)これを機にちょっと行ってみたいなって思っている」
(りっちゃん)
「いつも動画を見てくれてありがとうございます。もっと見てくれる人と楽しみたいです」