台風7号は今まさに発達中…スマホの電源など備えを!

小川彩佳キャスター:
台風7号は直撃ですか?

森田正光 気象予報士:
ちょっと心配なコースですよね。

9日のお昼からの気象衛星の画像をみると、台風6号は九州にあり、雨雲が今かかり続けている状況です。

一方、7号のほうは、どんどん雲を集めてきています。発達中なんですよ。

小川キャスター:
これからお顔が見えてくる感じですか?

森田正光 気象予報士:
そしてそのあと強くなって、日本列島に近づきそうです。

気象庁の予想だと、台風7号は今は西北西15キロですが、このあと向きを少しずつ変えて北から北西方向へ。こんな感じでいくと、13日(日)の夜から14日(月)は、予報円の真ん中を通ると東海地方に直撃するようなコースになっています。しかも強い勢力です。

小川キャスター:
左、右に大きくぶれることなく?

森田正光 気象予報士:
実は台風の予想はいろんなところでやっており、データを2つお持ちしました。

まず、イギリスにあるヨーロッパ中期予報センター。台風7号は北上してきて、どうやら14日(月)の夜中0時に東海道沖ぐらいにやってきそうな感じですね。

一方、アメリカの海洋大気庁(NOAA)の予想をみると、1日遅れて15日ぐらいに、やはり関東のあたりにやってくるのではないかという予想です。

いずれにしても、関東から東海地方に大きな影響を与えるのではないかという心配が強まっています。

小川キャスター:
タイミングは違っても、いずれにしてもということですよね。

森田正光 気象予報士:
予想では13日、14日、15日と、もうずっと雨。これは台風絡みです。仙台、東北地方も含めて、ちょっと雨の降り方が…。そして気温が高いんですよね。

小川キャスター:
熱中症にも注意が必要ですけれども、来週はさまざまなイベントもありますし、帰省や旅行を計画している方も多いと思いますが、(台風が)やってくるみたいですね。

カンニング竹山さん:
本当にそうですね。(台風は)このまま日本海に向けて、またちょっと日本海沿いを上るとか、そんなことになっちゃうんですか?

森田正光 気象予報士:
いや、日本海のほうに行くかどうかはまだ定かではないんですけれども、予報円の中に入る確率がだいたい70%なんです。だから多少ずれて、逆に南海上でとどまってしまうとか、そんなこともあるかもしれません。

いずれにしても14日、15日のお盆あたりが一番警戒を要すると思います。

小川キャスター:
とにかく、こまめに最新情報を確認していただくことが必要ですね。そして、あらゆる備えを、あらゆる可能性を想定していただくということになりますか?

森田正光 気象予報士:
特にスマホの電源とか、普段忘れがちなことはやっておいたほうがいいと思いますね。

小川キャスター:
早め早めの備えをお願いいたします。