吉岡製菓 吉岡洸 専務
「これが元となる水あめになりますね。こっちもサラサラっとしてるんですけどほぼ水なんですけどこれも水あめなんですよ。この水あめとこの水あめを混ぜていきますね」

氷を使わない不思議なかき氷の正体は「水あめ」。これを糸状に急速に冷やすことで、モチっとフワっとした新食感を実現させました。

しかし、なぜ「水あめ」に目を付けたのでしょうか?

吉岡製菓 吉岡洸 専務
「糸ピンスかき氷って韓国発のかき氷があるんですけどこのかき氷ってのが糸のように形状はすごくきれいなんですけどすごく溶けやすくて見た目以上に食感が、普通のかき氷とあまり変わらないところを、独特な食感にしたいよねってことで。うち和菓子屋なんで水あめをよくあんことかにも使うんですけど、その水あめを使ってできないかということをやってみました」

水あめが石のように固まってしまったり、機械が回らなかったりと作るのには困難を極めましたが、水あめの特性をよく知る和菓子店だからこそ商品化にこぎつけたそう。

ちなみに、こんな質問をしてみました。

記者 清水栞太
「頭がキーンとするのがかき氷かなと思うんですけどそれはどうなるんですか?」

吉岡製菓 吉岡洸 専務
「かき氷は水を凍らせて削ってるので頭がキーンとするんですけど、これは優しく溶けていくので頭がキーンとならないかき氷になります」

和菓子店の新食感のかき氷!皆さんも味わってみてはいかがでしょうか?