国民民主党の玉木雄一郎代表が27日、山陰両県で遊説をおこない、島根県出雲市の街頭演説で、次期衆院選では、島根・鳥取両県に必ず候補者を擁立すると述べました。

国民民主党では、今年7月の参院選の総括として「地方での地力をつけていくこと」を挙げていて、これまで党が弱いとされている島根や鳥取を含む地域を重点的に強化していくことを掲げ、遊説の全国キャラバンなどを行っています。

JR出雲市駅前で開いた演説会で玉木代表は、
「新しい自民党の総裁が10月4日に決まるが、場合によっては解散総選挙が早期に行われる可能性もある。次の衆院選では、全国47都道府県で必ず1人は候補を擁立する。もちろん島根県にも鳥取県にも公認候補を立てて、選択肢を示していきたい」と述べました。

また、国会議員だけでなく地方議員も増やしていくとして、来年行われる米子市議会議員選挙と鳥取市議会議員選挙でも候補を擁立して議席を獲得したいと述べました。

この日は、街頭演説のほかに、出雲市と米子市で候補者募集説明会も行われました。