「ホレホレ、アーカイブ。」は、1984年の滝沢スイカのニュースから。猛暑となったこの年、岩手県滝沢村(現・滝沢市)の道路沿いに設けられた直売所には、採れたてのスイカがずらりと並べられていました。

滝沢村では転作作物として1978年ごろからスイカの生産者が増え始めました。しかし、その後の何年かは冷夏が続くなどしたためスイカの消費が伸びず、せっかく収穫したスイカを捨てることもあったということです。

しかし、この年は一転して生育も良く、お盆を過ぎても暑さが続いたことで8月下旬になってもスイカの人気は衰えませんでした。
生産者は過去の分も挽回しようと、出荷に汗を流していました。