連日厳しい暑さが続く中、むつ市は市役所などの公共施設を暑さから逃れる涼み所として利用してもらう「クーリングシェルター」の取り組みを始めました。青森県内の自治体としては初の試みです。
市役所や公民館など、むつ市内の公共施設12か所に7日開設された「クーリングシェルター」です。熱中症の予防と熱中症による健康被害を防ぐため冷房の効いた施設を開放する取り組みで、全国で動きが広まる中、青森県内の自治体ではむつ市が初の試みです。この夏、県内では熱中症警戒アラートが6日までに5回発表されるなど、厳しい暑さが続いてますが、室温が25℃前後に保たれた市立図書館では外の暑さから逃れて快適な室内で過ごす人の姿が見られました。
※むつ市 山本知也 市長
「自宅にクーラーがない方もいますので、ぜひ公共施設をはじめ図書館で涼んでいただいて熱中症を予防してほしい」
むつ市の「クーリングシェルター」は9月30日まで設置され、各施設の開館時間内に利用することができます。