コロナ禍などを背景にインターネットで商品を購入できる「ECサイト」の利用者が増えたことを受けて、盛岡市で7日、農林漁業者を対象にECサイト立ち上げの研修会が開かれました。

岩手県が開いた研修会には、インターネットで販路開拓を目指す県内の農林漁業者18人が参加しました。
ECサイトの中でも農業や漁業の生産者が直接商品を販売するものを「産直ECサイト」と呼び、研修会では産直ECサイトの運営会社「雨風太陽」の細越雄太さんが講師を務めました。
細越さんは、サイトを運営する際、販売をサイトに限定せず、対面での販売も並行して行って売れ残りや価格変動のリスクに備えることなどをアドバイスしていました。
この研修会は、8月中に釜石市など県内3か所でも行われます。