6日の原爆の日を前に、「原爆犠牲ヒロシマの碑」の前で、碑前祭が開かれました。
広島市中区にある「原爆犠牲ヒロシマの碑」の前で開かれた碑前祭には、市内の小中高生を中心に約100人が参加しました。

「原爆犠牲ヒロシマの碑」は1982年に当時の高校生が建てたもので、石碑には元安川で集めた原爆瓦がはめ込まれています。
碑前祭では、被爆者の高東征二さんが自身の被爆経験を語り、学生たちは熱心に話を聞いていました。
袋町小学校6年 江浜希々羽さん
「平和を外国人の人や日本の人、全ての人に伝えていけるように頑張りたい」
県立広島工業高校3年 山田航輝さん
「将来海外に行こうと思っているので、広島の人間として平和について広めていきたい」
原爆の日を迎える6日、広島は鎮魂の祈りに包まれます。