中国政府は5日までに、未成年者がスマートフォンなどの携帯端末を使用できる時間を1日当たり「最長2時間まで」に制限する規制案を公表しました。

中国政府が公表した規制案によりますと、携帯端末のメーカーやアプリの開発業者などに対し、「未成年者モード」を設けるよう求めます。

「未成年者モード」では年代ごとに1日当たりの使用時間を制限し、▽8歳未満は40分まで、▽8歳から16歳未満は1時間まで、▽16歳から18歳未満は2時間まで、とします。

また、午後10時から翌日の午前6時までは使用を禁止するということです。

規制を担当する当局はインターネットの良好な利用習慣を形成するためなどと説明していて、来月2日まで規制案への意見を募集します。

規制案の具体的な施行時期は明らかになっていません。