絵を描くのが好きな生徒が学校広告のデザインに挑戦

 さらに、この学校では生徒の個性を尊重することを重視しています。高校1年の岸田怜奈さん(15)。中学時代は、友人関係に悩み不登校でした。絵を描くことが好きで、藤原さんから電車やバスなどに掲載する学校の広告のデザインを任されました。

 (岸田怜奈さん)
 「是非やりたいなみたいな感じで。自分の絵をいろんな人に見せたいなというのがあったので」
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 岸田さんがデザインした広告。青を基調とした爽やかなデザインが特徴です。
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 実際に広告を掲載する前にプロの意見をもらうため、岸田さんは大阪・梅田の広告代理店に出向きました。タブレット端末を操作し、担当者に提示します。

 (藤原さん)「全然焦らんで大丈夫やで」
 (岸田さん)「あ、Wi-Fiがないんだ」
 (藤原さん)「あ、そっか。使う?」
 (岸田さん)「ありがとうございます」
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 (岸田さん)「学校の広告なので、できるだけ中高生に見つけてもらいやすいようなデザイン」
 (広告代理店の担当者)「拝見した感じ、情報とかスッキリ整理されていたので、そういうデザインの勉強とかってされていらっしゃるんですか?」
 (岸田さん)「デザインの勉強というか、周りの広告を見てみた時に、情報量がそんなに多いものがないなっていう印象があって」

 9月から山陽バスの車内に掲載することを決定。デザインもプロの目から見て文句の付けどころがなく、そのまま納品することになりました。
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 (岸田怜奈さん)
 「自信につながったと思います。中学生の頃はあまり将来に前向きではなかったんですけど、先生たちと話していく中で前向きに捉えられるようになったというか、やりたいことが具体的になってきたなというのがあります」