RSKのニュース映像など31万点が収蔵されている、岡山映像ライブラリーセンター。膨大な資料の中から、今回は「今の時代に無くなったいろいろなモノ」をピックアップしてご紹介します。

昔の夏の映像など、皆さんの心の中にある風景が出てくるかもしれません。

線路の上で「ぎっこん ばったん」これは?

(杉澤眞優キャスター)まずは29年前。桃太郎御一行が何かを漕いでいるようんですね?
(コメンテーター 春川正明さん)レールの上を走っていますね、
(杉)実はこちら「トロッコレース」なんです。

岡山電気軌道の上下線を使った対抗レースで、この年に始まった夏祭り「うらじゃ」のイベントでした。

距離は語呂合わせで165ヤード、ほぼ150mですが、鉄でできたトロッコは450キロもあったそうなんです。

水もしたたる・・・

(坂井亮太キャスター)こちらは60年前の岡山市内です。
(春川)私が生まれころですね。

(坂井)こちら、少しでも涼しくしようと活躍したのが「散水車」です。打ち水効果で涼しく、ホコリも立たなくなると大活躍だったんです。
(杉澤)体感温度も下がりそうですね。

そしてこちらが「散水電車」

まだ道路が舗装されていない時代に、路面電車は軌道周辺に水をまかないといけなかったですね。

(春川)高温で、レールが変形するのを防ぐためにも行われたそうです。

(坂井)岡山電気軌道の資料によりますと、1967年の夏まで水がまかれていたということです。