看板が根元から折れ…車はひっくり返る

2日、最大瞬間風速52.5mを観測した那覇市。沖縄県内では各地で猛烈な風が吹き荒れました。その爪痕はいたるところに…45度ほど傾いていたのは、ビルの看板です。

記者:
「頑丈な鉄製の看板が根元から折れ電線にもたれかかる形となっていて、かなり危険な状態となってます」

取材中にも強い風が吹きました。また、道路には折れた木が横たわり、プレハブが車道をふさぎます。車道をふさいでいるプレハブは50mほど飛ばされたとみられます。

さらに、与那原町の駐車場には横転した車が。強風の影響でしょうか、完全にひっくり返ってしまった軽自動車もありました。

2日午後6時までに風にあおられて転倒した高齢者など、けが人が33人確認されたほか、大宜味村では民家の車庫が倒壊して、90歳の男性が下敷きになり死亡しました。