
―福島県のビッグモーター郡山店のGoogleストリートビューの写真、そこに除草剤と思われるものが写り込んでいたんです。それが農薬取締法に違反しているのでは?という疑問も新たに生まれています。写真ではわかりづらいが、オレンジ色のケースに入ったようなもの、種類によっては農薬取締法に抵触する可能性もあるんですか?
後藤瑞穂: そうです。農薬取締法には除草剤の種類で、農耕地に使っていいものと、非農耕地に使っていいものにわかれていまして、街路樹は、農耕地の方に含まれています。そうすると登録されている農薬を使わないと違反になってしまいます。これは要確認です、事実を確認して、どうなのかってちょっと確かめる必要があると思います。
―草津店は県の聞き取り調査に対し、「清掃の際に環境整備として除草剤をまいた」と証言しています。愛媛の平井店前では、マテバシイという木を5本、ヒラドツツジが段階的に枯れていて、国交省が撤去したということです。ここで疑問なのが、除草剤で木は枯れるのかということ。後藤さんによると、「一般的な街路樹なら数週間から数ヶ月で枯れるのですが、希釈タイプを薄めずに使うとさらに早まる」ということです。














