2010年から続く人気イベントがあります。

担当者の説明:
「ここの底がザルみたいになっているので、ここに入れると(麦芽の)おかゆ状のものから液体だけ取り出すことができる。麦汁が取れる」

醸造所の見学ツアーです。


クラフトビールを製造する工場の中を回り、造り方を学べるのはもちろん、蔵出しビールの試飲やテイスティングなどが体験できるのも、人気の理由の一つです。

参加者は:                                              「(テイスティングが)一番の楽しみ」                                      「すごいいい香りお花の香り」                                        「技術的な話も聞かせてもらってすごく勉強になった、楽しかった」

ツアーでメインガイドを担当した清水俊介(しみず・しゅんすけ)さん。

普段は社長室で働く社員です。

メインガイド清水俊介さん:
「やりたい人が手を挙げて参加する仕組みなので私も手を挙げて参加して他のメンバーもいろんな部署から自由に手を挙げている」

この日ガイドを担当したほかのメンバーも普段は全く違う仕事をしています。

ファンと交流がしたいと自ら集まった社員たちがイベントの内容を考えて進行するため、自然と参加者との会話が生まれていきます。


参加者:
「大ファンです」                                                           「ブログとかで伺っている雰囲気そのものが伝わってくる」

メインガイド清水俊介さん:
「目の前のお客様に本当に楽しんでもらいたい、そこの思いが一番当然強いが、加えて、やっているスタッフがより楽しい。お客様以上に楽しんでいるのは僕らかもしれない」

交流の時間を全力で楽しむ社員の姿も、ファンに愛される魅力の一つなのかもしれません。