「被爆地・長崎から訴えるべきことは何か?」起草委員会で討議

鈴木 史朗長崎市長:
「地球と人類を、核兵器の脅威から守っていく。
そのためにはやはり、核兵器の廃絶しかない。
被爆地として訴えるづける決意、これを平和宣言文の中に盛り込めていければ」

8月9日の平和祈念式典で、鈴木長崎市長が世界に向けて発信する“平和宣言”。

ことしの起草委員会では「核兵器使用のリスクが、かつてないほど高まる今、被爆地・長崎から訴えるべきことは何か」について意見が交わされました。

長崎市家族証言者(被爆2世)・長崎原爆被災者協議会理事 佐藤 直子委員:
「原子爆弾っていうのは、ただの爆弾の大きなものではなくって、放射能を含んだ、それこそその時だけではなく、それ以降もずーっと長年影響が出るんだ、だからこそ恐ろしいものなんだ」

ナガサキ・ユース代表団第9期生 村上 文音委員:
「核兵器について、いかに主体性を持って考えるか、いかに当事者意識を持って考え続けるか、行動を起こし続けるか」