甲子園を目指して熱戦が繰り広げられた地方大会。ですが女子選手にとって甲子園はまだ遠い存在です。そんな中、硬式野球部でたった1人の女子選手として奮闘する部員がいました。男子選手とともに甲子園を目指した最後の夏に密着しました。
強豪野球部の女子選手 練習メニューも男子と同じ

神戸市中央区にある神戸学院大学附属高校。元々は女子高だった学校で生徒会長を務めるのは3年の鬼澤日和さんです。
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学校行事では全生徒の前で話をしたり、体育の授業ではクラスを盛り上げたり。
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一見、どこにでもいる女子高生に見えますが、実はもう1つの顔が。創部8年目を迎えた男子硬式野球部に所属する初めての女子選手なんです。
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部員114人の大所帯。県大会で準優勝したこともある強豪チームで、今年は悲願の甲子園初出場を目指しています。だからこそ厳しい練習の日々です。
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ランニングでは男子についていけず。
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ノックも容赦なし。
【練習中のやりとり】
(仲間)「日和、日和、呼んでこい!」
(日和さん)「お願いします!」
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ミスをしたら監督は見逃してくれません。
(岩上昌由監督)「二遊間が何も考えないで野球なんかできるかいな。ただ捕ってるだけやないか。同じやねん、やってることずっと。成長がないねん、成長が」
(日和さん)「はい!」
一切の特別扱いはなし。同じメニューをこなし奮闘する日和さん。














