JR西日本岡山支社は、今年のお盆の時期の列車の予約状況を発表しました。新型コロナの位置づけが引き下げられたこともあり、コロナ禍前の水準にまで回復しているということです。

JR西日本によりますと、8月10日~17日までの新幹線指定席の予約数は昨年の約1.5倍に増加、コロナ禍前と比較しても約9割まで回復しています。在来線の予約も2018年の94%まで戻っています。

定例会見で藤原支社長は、新型コロナの感染症法上の位置づけが引き下げられたことが大きな要因とみていて、今後も利用者の回復傾向は続くと見込んでいます。

(JR西日本岡山支社 藤原乗将支社長)「コロナ禍の間はやはり自粛ムードもあって『外出したいけど外出できない』という思いがあったところ。少しそれが緩和されたことで、『外出ニーズ』が高まっているということではないかと」

お盆の期間の混雑のピークは、新幹線・在来線ともに下りが8月11日、上りが15日と予測しています。