身内の与党議員さえも2024年秋の一体化期限を疑問視
マイナ保険証については、国会でも…

立憲民主党 杉尾秀哉参院議員
「少なくとも2024年の秋は延期すべきだと思います。そうでなければ政権が持ちません。いかがですか」

河野太郎デジタル大臣
「現在多くの方が抱かれている不安の大半は、保険診療が受けられるのかというところでございますので、まずそこの不安がないということを、しっかりと周知をしてまいりたいと思っております」
ただ、この一体化の期限を巡っては、身内の与党議員からも…

自民党 山田太郎参議院議員
「期限ありきじゃなくてですね、丁寧に国民からの理解に努めるべきではないか」
7月26日の審議では、公明党と日本維新の会を除く全ての党の議員が、期限の延期や方針撤回を訴えました。

自民党 萩生田光一政調会長
「私は無理に最終的なお尻の時間を切らなくても、しっかり啓蒙し、また皆さんにも理解をしていただく機会を作っていく必要があるんじゃないかと思ってます」
萩生田政調会長など、自民党幹部の一部からも「期限を設けるべきではない」との意見が出始めています。

また、関係者によりますと、20日、岸田総理と会談した菅前総理は「方針を変えたらかえってダメになる」「マイナ保険証のメリットをもっと説明するべきだ」などとアドバイスしたということです。
政府は2024年の秋に今の保険証を廃止し、マイナンバーカードと一体化させる方針です。














