25日の富山県内は高気圧に覆われて晴れ、日中の最高気温は富山市の秋ヶ島で36.6℃と今年最高を記録し、3日連続の猛暑日となりました。

風鈴の音:「チリーン」

射水市の櫛田(くしだ)神社では厳しい暑さのなかでも涼を感じてもらおうと、色とりどりの風鈴が参拝者たちをお出迎え。その数はおよそ650個に上り、1つずつ色や形が異なります。

長さ7メートルの風鈴トンネルをくぐると美しく涼しげな音色が境内に響き渡っていました。

ところ変わって富山市の老舗アイスクリーム店。

氷を削る音:「ゴリゴリゴリ」

この時期飛ぶように売れるのが夏の風物詩・かき氷!きょうも涼を求めて多くの客が訪れていました。

客:「おいしい。(記者:何味にした?)メロン。冷たい。暑かったからかき氷食べたいなと思って。おいしいです」

7月25日は「なつごおり」の語呂合わせで「かき氷の日」といわれています。

記者:「きょうはかき氷の日ということで猛暑の中いただきます。お皿にこんもり乗っていますね」「つめたい。氷の粒が粗くてザクザクしているので一気にクールダウンします」

体の芯からキンキンに冷やしてくれるかき氷。

店によりますとことしは5月下旬ごろから、人気のモナカアイスやかき氷の売り上げが伸びはじめ、連日の暑さでテイクアウトの注文も増えているということです。なかにはこんな人も。

客:「氷水。いつも。夏になると暑いからね」記者:「誰と食べる?」客:「私1人で食べる」

チューリップテレビが県内の各消防に問い合わせたところ、25日午後5時までに40代から80代の男女9人が熱中症とみられる症状で搬送されています。

県内は、26日も引き続き高気圧に覆われますが、湿った空気の影響を受ける見込みで、昼過ぎから夜のはじめ頃は雨や雷雨となり激しく降る所もありそうです。