今年で創立70周年を迎えるRSK山陽放送。きょう(25日)からはシリーズで地域とともに歩んできたRSKのこれまでをお伝えします。

RSK山陽放送 開局日の出来事とユニークな映像

初回は創立以来、途絶えることなく続けられてきたニュース報道について。RSKが初めて放送したニュースをご紹介します。

「地方の文化・経済・産業の発展を目指し、地域社会の奉仕者として出発した山陽放送は今100万都市時代・瀬戸内海時代に備えて岡山市の石山の台地に新しい放送会館を完成しました」

1953年にラジオ局として開局したRSK。その5年後にテレビ放送を開始しました。

開局日の6月1日、最初のニュースのタイトルは「暑い一日」。

この日、岡山の最高気温は28.7度。

水浴びをするゾウや旭川で遊ぶ子どもたちの様子を通じて暑さを表現しました。

続いて伝えたのが今ではおなじみの「香川県庁」の本館落成です。

そして、岡山を代表する果物の一つ「マスカット」の出荷作業でした。

テレビ放送が開始された10日後の6月11日のニュースにユニークなものがありました。

現在の瀬戸内市にある牛窓地域で行われたのは「ハエ」のいない町づくりを目指した取り組みです。

小学校の授業で子どもたちが折り鶴を作り、それに消毒液が吹きかけられます。

その折り鶴を住宅や病院の天井など町中の建物に設置するというまさに町上げての「害虫対策」です。