富山県は、新型コロナ感染症の対応を教訓に今後の新たな感染症の発生に備えて新たな医療計画を策定し、医療機関などとの連携体制を強化する方針です。

24日、新たに設置された「富山県感染症対策連携協議会」は、県内の医療機関、県医師会などの関係団体、それに県や富山市などで構成されています。

この協議会では、新たな感染症に備えて医療計画などを策定するほか、万が一の事態に、速やかに医療の提供体制が整えられるよう日頃から連携を強化します。

新型コロナ下の去年12月、県内で確保されたのは最大500床、設置された発熱外来は334か所で、県は、この数を目安として新たな目標値を設定してそれぞれの医療機関と協定を結んでいきます。

新たな感染症に備えた計画は来年4月に策定されます。