有事の対応学ぶセミナーが人気

その台湾で、いま、予約が3分で埋まるという人気の講座があります。

台湾有事の際に、一般の人がどう対応したらいいのかを学ぶセミナーです。包帯の巻き方から、中国による情報工作=「認知戦」を知るための授業まであり、中国はすでに「認知戦」を仕掛けてきているといいます。

2022年8月、駅のモニターがハッキングされました。台湾のセキュリティー会社によると、ハッキングだけでなく、「人民解放軍が海岸に集結した」という偽情報がネットで拡散され、市民の不安を煽ったといいます。

国立台北大学 沈伯洋 准教授(犯罪学)
「中国がどのような噂をでっちあげて、台湾の世論や若者の意識を変えていくかわかりませんが、その手口に慣れておけば、戦争が起きたとき、陰謀論やフェイクによるダメージはそれほど大きくはならないでしょう」

台湾国家安全保障調査によると、台湾有事の際、「民間の防衛組織に参加する」と考える人は、2022年は0.3%でしたが、2023年は18%に急増しています。