鹿児島の夏の風物詩「かごしま錦江湾サマーナイト大花火大会」が8月20日、開催されることが決まりました。鹿児島港本港区での開催は3年ぶりです。

(鹿児島市 下鶴隆央市長)「約1万5千発の花火を打ち上げ、地域の活力やにぎわい創出につなげたい」

「かごしま錦江湾サマーナイト大花火大会」は、2000年から開催されている夏の恒例イベントです。新型コロナウイルスの影響で、鹿児島港本港区での開催は2019年を最後に見送られ、おととしと去年は会場を鹿児島市内各地に分散し、名称を変更して開かれていました。
鹿児島港本港区での開催は3年ぶりとなり、8月20日午後7時半からおよそ1万5000発の花火を打ち上げます。

新型コロナ対策として来場者の混雑を避けるため、4万500人分の有料観覧エリアが設けられます。北ふ頭のいす席は4500人分、今回、初めて設けられるウォーターフロントパークの有料エリアは3万6000人分の収容を見込んでいます。

チケットの料金は北ふ頭が2500円、ウォーターフロントパークが1000円で、販売開始日は未定です。ドルフィンポート跡地からは無料で観覧でき、3万8000人の収容を見込んでいますが、有料エリア、無料エリアとも収容人数に達し次第、入場を制限します。

(鹿児島市 下鶴隆央市長)「コロナから次の社会経済活動との両立という世界へ、世の中が動き出している。なるべく混雑、密を避ける取り組みもしっかりと講じたい」

なお、今後の新型コロナの流行状況によっては中止する場合もあるということです。