中古車販売大手の「ビッグモーター」が保険金を不正に請求していた問題をめぐり、斉藤国交大臣は近く調査を行い、法律違反の疑いがあった場合には店舗への立ち入り検査も行う考えを示しました。

斉藤鉄夫 国土交通大臣
「道路運送車両法に違反する疑いがあると認める場合には、問題のある事業場への立ち入り検査も含め、適切に対応してまいりたい」

「ビッグモーター」をめぐっては、車の修理を行う際に工具やゴルフボールなどで車体にわざと傷をつけるなどして、損害保険大手3社に保険金を不正に請求していたことが明らかになっています。

この問題をめぐり、斉藤国交大臣はきょうの会見で、国交省が近くビッグモーターへの聞き取り調査を行う考えを示しました。

斉藤大臣は調査の結果、「道路運送車両法」に違反する疑いがあった場合には、問題があった店舗への立ち入り検査なども含めて対応するとしています。