夏休みを前に、子どもたちが海や川の事故から命を守る方法を学ぶ特別授業が岩手県大船渡市の小学校で21日行われました。

 大船渡小学校のプールで行われた特別授業は、一般社団法人「水難学会」などが開いたもので、5年生の児童21人が参加しました。

 授業では、児童が服を着たまま救命胴衣を身に着けて泳ぐ「着衣泳」に挑戦。服を着たままでは水の中で動きにくく、溺れないようにするための合言葉は「浮いて待て!」です。

 児童たちはこのあと、ペットボトルを使って浮く方法も学びました。ラッコのようにおなかの辺りでペットボトルを持ちながら体の力を抜いて「浮いて待つ」練習に取り組んだ児童は、いざという時に命を守る方法を身に着けていました。