諦めなかった福島県 そして・・・

しかし、福島県だけは諦めませんでした。地元の農家と県の研究者が試行錯誤を続け、モモを大きくすることに成功。1979年にあかつきが誕生しました。

研究開始から、実に27年という歳月が経っていました。

「はつひめ」や「まどか」といったモモの品種も「あかつき」を交配させたことによって誕生した品種なので、あかつきを生み出したことは、日本のモモの進化にも繋がっています。

今年は暑い日が続き、全体的にスケジュールが例年よりも1週間程度早くなっています。

あかつきは例年ならお盆前まで楽しめますが、今年は7月いっぱいの可能性があります。次に旬を迎えるのが「まどか」、そして8月上旬から「川中島」と続きます。

今年、モモを購入する際はいつもより早めに準備したほうがよさそうです。