◆リアルタイムで混雑確認できる新サービス

遠くまでせっかく訪ねてきたのに店が営業していなかったり、満席で入ることができなかったりすると、客足が遠のいてしまいます。そこで、福岡市はLINEFukuokaと共同して、LINEの公式アカウントで長浜屋台街の営業状況をリアルタイムで確認できる新たなサービスを始めました。名付けて「長浜屋台街DXプロジェクト」です。

LINE Fukuoka 山本由衣さん「こちらのIot機器に電源が入ると、その情報がサーバー上に飛んで、スマートフォンの画面に『営業中』と表示されるシステムになっています。屋台はすごく天候に左右されがちで、屋台に行ったけど開いてなかったみたいな“屋台あるある”が解消されると思っています」

また、店内に設置したカメラで映し出された映像をAIが解析し、混雑度を3段階で表示します。
福岡市屋台の魅力向上担当 濱田洋輔課長「長浜の屋台街は、天神や中洲の屋台街と比べるとアクセスに多少難があるので、より情報を積極的にわかりやすく出すことで利用しやすくする」
◆QRコードでスタンプラリーも

さらに長浜屋台街に客を呼び込もうと、デジタルスタンプラリーも実施しています。

RKB三浦良介「QRコードを読み取って、ポイントを貯めます。3ポイント貯まると、お店のオススメ商品がサービスされます」

屋台の存続と発展を目指す「屋台基本条例」が制定されてから10年。福岡市はDXを導入して長浜屋台街のさらなる魅力向上を目指しています。














