復活した福岡市の長浜地区の屋台街。少しでも客を取り込もうと、LINEを使ったサービスを始めました。せっかく訪ねたのに店が営業していなかったり、満席で入ることができなかったりすることがないようにする取り組みです。
◆「長浜」に新規の屋台6軒が復活

福岡市中央区の長浜屋台街。定番のラーメンや焼き鳥以外にも、串カツや野菜の肉巻き、明太子料理の専門店など、新しい屋台6軒が先月から営業を始めました。

来店客「すごく楽しいです」「昔みたいに、はやってほしいです」「どんどん盛り上がってもらって。屋台の選択肢が増えるのはすごいうれしい」

明太中毒 米満達治さん(27)「天神・中洲に負けないように、長浜屋台街をみんなで盛り上げて行けたらと思います」
◆天神・中洲に並ぶ「長浜」の屋台

長浜ラーメン発祥の地である長浜地区には最盛期15軒の屋台がありましたが、店主の高齢化などで1軒にまで減少しました。福岡市は「長浜地区ににぎわいを取り戻そう」と、公募で選ばれた新規営業者らと「長浜屋台街復活プロジェクト」を立ち上げました。

高島宗一郎福岡市長「新規で入ってきたみなさんが、自分の店だけじゃなくて『このエリア全体を盛り上げよう』と言っていて、団結力もあるのがすごく頼もしいなと思ってうれしいですね」
一方、長浜屋台街の大きな課題は立地条件です。天神や中洲などの繁華街から離れた場所にあるためアクセスが悪く、最寄りの地下鉄赤坂駅からでも歩いて10分以上かかります。

城県から来た客「ずっと歩きで来たので、ちょっと遠いなとは思いましたけど」














