「紙地図」が読める経験値が必要!
アプリの入ったスマホ、当然ながら、電源が切れてしまうとどうしようもありません。このため、登山の前にはスマホの充電とモバイルバッテリーの携帯が重要です。

また、谷底など場所によってはGPS(位置情報)の精度が低くなったり取得できなくなったりする場合があります。
このため、多賀城高校の佐藤先生は山岳部の生徒たちに、アプリを頼りにするだけでなく「紙地図」とコンパスも併せて使うことが大切だと指導しています。

多賀城高校山岳部顧問 佐藤寿正先生:
「現在地が登山口からどれだけ遠いか知って、それで終わりという人が増えてくると思う。そうすると遭難する率は上がってくると思う。紙地図をちゃんと読めるという経験値は、今から積んでおけば全然損はしない」

アプリを有効活用しながら、紙地図も一緒に使うことで、より安心安全な登山を行うことが可能になるといえそうです。

















