今年10月から12月までの間に、仙台市の60代の女性がSNSで知り合った人物に現金2100万円をだまし取られました。警察が詐欺事件として捜査しています。

詐欺の被害にあったのは、仙台市太白区に住む無職の60代の女性です。警察によりますと女性は今年10月、「LINE」でつながった投資アドバイザーから投資を勧められ、指定したアプリをダウンロードするよう指示されました。その後、女性はアプリ内のカスタマーセンターを名乗る人物の指示に従い、11月から12月までの間に複数回に渡り指定された銀行の口座に現金あわせて1100万円を送金しました。アプリ上では投資の利益が出ているように表示されたということです。さらに投資アドバイザーから新たな投資ファンドの商品を紹介されたため、女性が申し込んだところ現金での支払いを促されました。その後、女性は12月11日に自宅を訪れた投資会社の社員を装った人物に、現金1000万円を手渡したということです。今回の被害は別な詐欺事件の捜査の過程で発覚したということで、警察はSNS型の投資詐欺事件として捜査しています。