日本三大霊場の一つ、青森県むつ市の「恐山」で、7月20日に夏の大祭が始まるのを前に、恐山へと続く大湊参道沿いで三十三観音の衣替えが行われました。
一番観音がある「常楽寺」に、むつ商工会議所女性会からメンバー11人が集まり、御祈祷を終えたあと、衣替えに出発しました。
汚れてしまった白いほっかむりと赤い前垂れを観音像から外して手際よく新しい物に交換していきます。
今年で39回目を迎えたこの奉仕活動では、衣替えだけではなく、周辺の雑草の刈り取りもします。最後は、観音像に手を合わせて、恐山の地蔵堂を目指します。
※むつ商工会議所女性会 高橋千鶴子会長「恐山を参拝する全国からの観光客に、気持ちよく来ていただきたい」
新しいほっかむりと前垂れは初夏の緑によく映えます。夏の恐山大祭は、7月20日から24日までで、今年は新型コロナが5類に移行したことから、故人に祈りを捧げる人が全国から訪れるとみられます。














